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特性インピーダンス制御基板製造

特性インピーダンス制御の必要性

プリント基板アロケートドットコムでは特性インピーダンス制御の必要性を重視し、高い精度で制御可能な特性インピーダンス制御基板をご提供しております。

データ伝送の高速化により、デジタル信号の伝送損失や反射による波形ひずみなどの問題が懸念されています。そこで伝送特性要因のひとつである特性インピーダンスを整合(マッチング)させることが特に重要となります。プリント基板の配線の特性インピーダンスは、シングルエンド・インピーダンス、差動インピーダンスと呼ばれています。プリント基板アロケートドットコムの特性インピーダンス制御基板製造サービスでは、プリント基板の配線における特性インピーダンスを、±10%の精度で制御したプリント基板をご提供しています。 サンプリングボードの作成を行い、様々な配線条件の測定結果を実測・解析してフィードバックを行うことにより、シミュレーションソフトだけではカバーできない係数もフォローする事が可能です。

プリント基板アロケートドットコムのインピーダンス制御

インピーダンス制御当社の特性インピーダンス制御基板製造サービスでは、プリント基板の配線における特性インピーダンスを、±10%の精度で制御したプリント基板をご提供しています。 また、特性インピーダンス検査用「テストクーポン」にて、TDR法を用いた抜き取り検査を行っており、ご希望に応じて「テストクーポン」を製品と共に納品することや、「テストクーポン」の特性インピーダンス実測値を検査成績表としてご提出することも可能です。

  • インピーダンステストクーポン+当該レポート一式
  • インピーダンスレポートのみ

※ご要望の場合はお客様指示欄へ記載をお願い致します。 ※右図はインピーダンス層構成提案書です。


特性インピーダンス制御を必要とするパターン設計手順

(1)使用する半導体のアプリケーションノートに記載の特性インピーダンス値を確認します。
記載が無ければ、プレ波形シミュレーションを行って特性インピーダンスの最適値を確認してください。

(2)シングル・差動インピーダンスそれぞれの値に対応した設計仕様(=配線幅と配線間隙)を、製造基準書の層構成に基づき、対象となる配線のパターン設計を行ってください。 特性インピーダンスコントロール配線専用にアパーチャ(Dコード)を設定し、別途指示書に特性インピーダンスの指定値をご記載ください。

指示例

  • 6層のアパーチャD307の配線に、シングルエンド50Ωのインピーダンス制御を行う。
    ⇒*Zo L6、50ohm on D307
  • 8層のアパーチャD302の配線に、差動100Ωのインピーダンス制御を行う。
    ⇒*Zdiff L8,100ohm,on D302,L/S=0.15/0.15mm
    ※L/Sとは、パターンの配線幅(L)と間隔(S)を指します。

特性インピーダンス基板をご利用の際は、1click見積フォームにて、特定インピーダンス項目をご選択ください。
選択種別は、最小75Ω、シルクエンド2種、シルクエンド1種、いずれも個別御見積りとなります。